大っ嫌いの反対っ!!
薄気味悪そうな入り口に入った。
中は、真っ暗で何にも見えない。
「悠哉どこっ!?」
「ここ。」
悠哉が笑いながら、私の手を掴んだ。
手ーーー!!
かなりドキドキの私。
「うわーーーっ!!」
ドキドキしてたら、何かが出てきた。
「キャーーーッ!!」
私はしゃがみ込んだ。
「あはははっ!!まじ、おもしれぇー!」
悠哉は、私を見て爆笑。
「酷くない…?」
私は上の悠哉を睨んで言った。
「いやー、魅希可愛いなーってっ!」
悠哉がまだ笑いながら言う。
嘘つくなよ。思ってないくせにー。
私は思った。
嘘でも嬉しい自分がいるんだけど…。
「行こうぜっ!
こんなのまだまだ、序の口だろっ!」
悠哉が言う。
「やだー!!立てないっ!」
私は言った。