大っ嫌いの反対っ!!

「…考えさせてだと。」

蓮斗が笑って言った。


嬉しいんだねー…。

こっちまで何故か、にやけてしまう。


「…良かったなー。」

悠哉が、棒読みで言った。

「…気持ちが入ってませんよー。」

蓮斗が言う。

「…疲れた~。」

私は言った。


なんか、色々と疲れた。
早く、1人になりたかった。


「早くね…?」

蓮斗が言う。

「やっぱ…、そうかな…?」

ははっ、と笑い言った。


「大丈夫?」

花鈴が言う。

「気分悪くなってきたかも…。」

私は言った。


「…そろそろ、帰る?」

花鈴が言う。

「いいよ。
私、1人で帰れるからっ!」

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