大っ嫌いの反対っ!!
――花鈴――

「……今日、魅希休み?」

私は、蓮斗に聞いた。

「…うーん。
そうっぽいですな…。」

蓮斗が言った。


蓮斗と喋っていると。


「おはよー。」

悠哉が言った。

「あ…、おはよっ!」

私が言う。


ずっと、見ていると、

「…なんだよ。」

悠哉が言った。

「いや…。今日、魅希休みだから…。」

別に悠哉のせいとか、言いたいわけじゃない。


ただ…。

悠哉がどんな反応をするのか、見たかった。


「ふーん。」

そう言って、悠哉は自分の席に向かった。

………本当に、諦めたの?


「…つめたっ。」

蓮斗が言った。

「…うん。」


今日、帰り魅希の家に行こうかな…。

そう思っていた。

それからずっと、悠哉は、あんな感じだった。

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