大っ嫌いの反対っ!!
「本当にいいの?」
私は聞いた。
「はぁ…。またかよ。
昨日言った通り。」
悠哉が言った。
「でも…。」
私が言う。
「もう、諦めるっつってんだろ?
好きなだけ無駄なんだよ。」
「そんなの、分かんないじゃんっ。」
私が言った。
「分かってるから言ってんだろ。
一回振られたし。」
「お前、そんな言ってるけどさ。
俺の気持ち、分かってるわけ?
好きな人に、嫌いって言われる気持ち分かんの?」
悠哉が言った。