大っ嫌いの反対っ!!
「……そうかもしんない。
余計なお世話かもしれないけど。
花鈴の気持ちも、分かってやってよ。」
蓮斗が言った。
そんなの分かってる。
俺と魅希の事、心配してるって。
分かってるけどさ…。
「ほっといて。」
俺が言った。
俺だって。
俺なりに考えてんだよ。
邪魔すんなよ。
悩んで出した答えなんだよ。
「…諦めんのには、変わりない。
つか、新しい恋するし。
後悔させんだよ。」
……後悔させてやりたい。