色々な恋
2日目は、大勢で回ることもなく夏海と空と一緒に回ってて純も悠哉もいなくて

夜になってくるに連れて人が減って暇になった。

お祭りの最後は本当に悲しい。屋台が閉まっていく。

なんだか嫌で、早めに帰って町内のおじさん達に挨拶して家に帰った。

家に帰ると、悠哉からメール。

悠哉に返信するときは言葉を選んでしまう。そうして遅くなっちゃうことたびたび。

ドキドキワクワクする。悠哉のテンションが高いとか低いとかはなんとなくわかった。

低いときはメールも控えた。
高いときはなるべく続けたいなって思いながらメールしてた。

…いつからこんな乙女になったんだろう。



メールしてて印象の話になったんだけど

悠哉がうちを見た時の第一印象が、怖そうだなー。で

今の印象は、やっぱり怖い人。らしい笑

どういうわけか、うちの印象はいつでも怖い。らひい。

…おしとやかになろう。

悠哉に、好きな人の話を持ちかけた。

☆好きな人いる?

★うん?

☆おしえて

★え。やっぱいないことにしといて

☆おい。笑

★じゃぁ当ててみれば。

☆んーわかんない

★じゃおしえなーい。

☆んー○○ちゃん

★ちがーう

☆あ、あれだ。□□ちゃん

★ちが…

☆くない

★笑

☆わかりやす

★だよね。

☆付き合ってん?

★一応?

そうかー。

☆おー

★でもねなんか微妙なんだ

☆あんまうまく行ってないんだ。

★うーん

☆自然消滅はやだよね。

★うん

☆まぁでも別れたくないんでしょ?

あ、ふみこみすぎたかな、

★うん、、

あ、別れたくないんだ。
なんだか胸が苦しい。なんかしたい。動きたい。

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