激突お義父さん!
インターバル④



咳が止まって深呼吸した所で、混乱する頭のなか頑張って一度話を整理してみた。

どうやら俺が父親と思ってた人は、矢沢さんという古くからここで働いている従業員だったらしい。

そして、ただの従業員だと思っていたぼさつ様がなんと千鶴の母親だったなんて・・・。


だ~!こんな事予想出来るかぁ!!両親一緒に働いてる何て聞いてないよちくしょ~。

せめて相手の両親の前では恥ずかしい所は見せず立派にやりたかったのに、今明らかに恥ずかしい所の割合が圧倒的じゃねえかっ!。

俺の心は泣きながら焼け酒をしているオッサンと化していた。

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