激突お義父さん!
最終決戦④


『あぁ、だっていつもの面接官モードなら、源ちゃんは命令系は一切使わないからねぇ。
なのに佐藤君の場合は『奥に来なさい』だもんなぁ。』

う~わなんすかその要らない特別扱い。

『まぁ佐藤君次第でどうとでもなるから、とりあえず早く行きなさいっ。健闘祈ってるよっ』

『頑張ってねっ』

と、矢沢さんは笑いながら僕のオシリを叩いて、静江さんは満面の笑みで応援してくれた。

『あっはいっ!頑張って来ますっ!!』

俺は源一さんの機嫌を損ねない為に猛早歩きで(社内を走ると怒られそうだったので)後を追い掛けたのであった。

いよいよ一対一のバトルが始まる。
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