激突お義父さん!
最終決戦⑥



俺は向かいに座った源一さんの目を見た。

『や、やべぇなんだこの威圧感』

にらみつけられてるわけでもないのに、目を合わせただけで、ズシリと肩に凄い重りを乗せた感じがして肩が重たい。

あ~もう今日無事終わったら絶対温泉旅行にでもいこ~っと。
そして一人湯船で酒飲みながら、部屋で甘いパフェでも食べよ~かな~えへへへ。

もうこの空気に耐えれなくて現実逃避を起こす俺。

しかし、そんな逃避出来たのも一瞬である。

『佐藤秀人君、だね??』

源一さんの一言で、温泉旅行から現実に引き戻される。

『はいっ!佐藤秀人です!今日はよろしくお願いします!』

あくまで内心は悟られない用堂々(きっと)と振る舞う。

『ふむ』
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