激突お義父さん!
譲れぬ想い④




『もういいっこれ以上議論する気にはならん。次で、最後だ。』


ついにこの状態を終わらせるべく源一さんが動く。

『何度もいうが、ここの仕事はキツイっ。働くとなったら辛い上に帰りは夜遅くなるだろう。

そんな大変な職場に入った君が、帰った後ちゃんと千鶴を構い、幸せにしてあげる事が出来るとは思えない。

だから、私は両方は認める事は出来ない。』

!!!!!


その話を聞いてふと俺の中に1つの話を思いだす。


『ちなみに娘を選べば、まぁっ一応“いい友達”として付き合いを認めよう。』


だがこの時源一さんの声は俺には届いていなかった。


辛いを乗り超え・・・帰る・・・




そうだっ!



見つけたかもしれない!


源一さんだからこそ通用する最後のあがきの一手が!


発見すると同時に、源一さんは最終警鐘を鳴らす


『さぁこれがラストチャンスだ。

どちらかを選べ、秀人。』
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