激突お義父さん!
決着③



『!?そっそうですねっ!じゃあ早速報告してこようと思います!ありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いしますっ!!』

俺は急いで立ち上がり、源一さんに一礼をすると、走って部屋の外に逃げ出し・・・もとい部屋の外へ駆け出した。

入り口の仕事場まで行くと、静江さん矢沢さんが心配そうにわざわざ話かけてくれて、初めて会った俺なんかの合格を一緒に祝ってくれた。

そんな優しい二人を見てると

『あの時の2つを取った決断は間違っちゃいなかったなぁ。』

ふとそんな事を思った。

俺は挨拶を終えると外に出て、速攻で電話をかけた。


大好きな千鶴の元へ。

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