激突お義父さん!
決着⑤



面接から数日後、そして入社前日、俺は千鶴と二人で俺のアパートから近いコンビニに自転車で二人乗りしながら向かっていた。

『本当に明日から家に働きにくるんだ~何か未だに信じられないなぁ。』

千鶴が深く短い息をはきながらふとそんな事をもらす。

それは背中越しでも難しい顔をしているのがわかった。

『なんだよ、嬉しくないのかよ~あんなに受かった時は喜んでくれたじゃん』

そんな表情を感じた俺はちょっとふてくされたくなった。

そんな様子の俺を見ると千鶴は笑顔で

『あははっ嬉しいに決まってるじゃんっ。ただ疑問なんだよね~』

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