サヨナラの先……
「席に着けー」
担任が入ってきて全員席に着くと僕の真横に席が有るのに気づいた。
先生方の情報の漏洩が殆ど無いのは素晴らしいですね……
「喜べよ~、転校生だ」
先生が入ってこいと言うとドアが開き一人の男子生徒が入ってきた。
さらさらの金茶の少し長めの髪に涼やかな横顔に切れ長でありながら優しげな紫色の瞳。
長身で180は有るのではという位高い背。
ふむ、正人くんと互角に張り合えますね。
まぁ、簡単に言えば王子様のようなイケメンくんでした。
「神城 紫苑Kamisiro Sionです。よろしくお願いします」
声までカッコいいとは、非のうち所がないのではないでしょうか?
でも、少し意外で低めの甘い声でした。
末恐ろしい。
「席は崎守の隣だ。崎守~手、上げやがれ」
酷い担任だ。
しかし転校生が困らないように手を挙げとく。
「あのちっこい奴だ。見えるか?」
いつか絞め殺す。絶対に。
「ユニークな先生ですね、大丈夫ですよ。あの可愛らしい方でしょう?」
……間違えてますよ?
だが転校生はこちらに歩いて来る。
冗句ですか、流石イケメン。
「よろしくお願いしますね、崎守さん」
爽やかな笑顔を向けられてしまった。
「よろしくお願いします」
近くで見てもイケメンですね。
担任が入ってきて全員席に着くと僕の真横に席が有るのに気づいた。
先生方の情報の漏洩が殆ど無いのは素晴らしいですね……
「喜べよ~、転校生だ」
先生が入ってこいと言うとドアが開き一人の男子生徒が入ってきた。
さらさらの金茶の少し長めの髪に涼やかな横顔に切れ長でありながら優しげな紫色の瞳。
長身で180は有るのではという位高い背。
ふむ、正人くんと互角に張り合えますね。
まぁ、簡単に言えば王子様のようなイケメンくんでした。
「神城 紫苑Kamisiro Sionです。よろしくお願いします」
声までカッコいいとは、非のうち所がないのではないでしょうか?
でも、少し意外で低めの甘い声でした。
末恐ろしい。
「席は崎守の隣だ。崎守~手、上げやがれ」
酷い担任だ。
しかし転校生が困らないように手を挙げとく。
「あのちっこい奴だ。見えるか?」
いつか絞め殺す。絶対に。
「ユニークな先生ですね、大丈夫ですよ。あの可愛らしい方でしょう?」
……間違えてますよ?
だが転校生はこちらに歩いて来る。
冗句ですか、流石イケメン。
「よろしくお願いしますね、崎守さん」
爽やかな笑顔を向けられてしまった。
「よろしくお願いします」
近くで見てもイケメンですね。