君に出逢えた奇跡
カフェを出た私と日向は
ショッピングモールに向った。
特に目的があったわけじゃないけど、時間を潰すにはもってこいの場所。
「ねぇ美空、プリクラ撮ろうよ」
「いいよ〜。」
カシャ カシャ
「なかなかいい感じじゃない?美空、落書きしよっ」
携帯にも送ったし
SNSのプロフ画にしようっと。
早速プロフ画変更~
って日向も考えてたことは同じだったみたいで、お揃いになった。
「日向早い」
「そう?お揃いになったね~。あっ、大地から連絡きてた。」
「大地くんも早い。」
「だね。今度美空も一緒に遊ぼうって。」
「え?私も?」
「みたいね。いいじゃん、今度遊ぼう」
「そうだね。邪魔じゃなければ」
「美空が邪魔なワケないじゃん。もうこんな時間かぁ〜。そろそろ帰ろうか」
「そうだね。」