君に出逢えた奇跡
「お〜い日向、俺達はちょっと休憩してくるからお前らは2人で楽しんでて」

「えっ?美空いいの?」

「もちろん。」

「ありがとう美空。」

「じゃ後でね日向。時間見て連絡するね。」


大地くんと歩き出した私は休憩できるスペースに到着。
大地くんが買ってくれたジュースを片手に一息。

「美空ちゃんは彼氏とか居ないの?」

「えっ?うん。居ないよ。」

「そうなんだ。絶対居ると思ったけどな」

「そうなの?」

「思った思った。だから、今日も誘っていいのか悩んだ。」

「そうだったんだ~。そんな事気にしなくていいのに。」

「イヤ。気にするでしょ」

やっぱり大地くんは、意外と真面目なんだなって思った。

意外となんて失礼だけどね。



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