君に出逢えた奇跡
ヒロトの前で必死に堪えた涙は
今になって溢れだして
止まることをしらない。
帰ってきて
制服のまま潜り込んだベッドに顔を埋めて
1人でただただ泣いた。
それでも思うのはヒロトの事。
告白された日
初めてのデート
初めてのキス
ヒロトが初めて私を女にしてくれた日
好きだと言ってくれたこと
ずっと一緒に居ようなんて
なんの保証もないことをサラッと言ってくれたこと‥
いつだって私の初めては
ヒロトだったから‥