小悪魔系男子と甘々同居中♡
「……き、キス」
すごくすごく小さな声で囁いた。
「へぇ」
一華はもちろんこういうことは聞き逃したりしない。
淡々とした口調で相づちを打った。
一華は少し何かを考えている様子だ。
黙ったまま歩いていると、
私たちは教室に戻ってきてしまった。
教室の後ろの壁に寄りかかった瞬間、一華は言った。
「やっぱさ、告白!
すべきだと思うな。」
「っっ!!」
い、一華!?
急に何言い出すのよ!