小悪魔系男子と甘々同居中♡
「凛、携帯貸して。」
いつもより熱をいれて話す一華に気圧され、
私はおとなしく携帯を渡した。
一華はそれをなめらかに操作している。
「何してるの?」
「……今日、昼に屋上。」
「へ?」
一華が私に画面をかざすと、
そこには今一華が言った文字と春木くんのライン画面。
「あああ!!!」
勝手に送ったなー!!
「ちゃんと行きなね。」
そのタイミングで先生が教室に入ってきたため、
私は一華に反論することができずに席についた。