小悪魔系男子と甘々同居中♡
「何?今絵描いてる途中だから引っ付かないで。」
一華にまでも……!
私が椅子の上でうなだれていると、
私の哀れさを見かねてか、一華は筆を置いてくれた。
「何、どうしたの?」
「は、春木くんと……何もない。」
後輩に聞かれないように小声でそう言った。
「なんで?付き合ってるんでしょ?」
「付き合う前よりも距離が離れた気がするんだよ……」
会話はするけど、春木くんは一定距離以上私に近づかなくなった。