小悪魔系男子と甘々同居中♡




「嫌い?」



「え……」



目から落ちた涙は頬を伝い、口のなかにしょっぱい味が広がった。



「やっぱり

春木くんは私のこと

嫌いだったんだ。」



「何言って…」



「本当は別れたいんでしょ!?

本当は私のことフりきれなくて困ってたんでしょ!?」



「ちがっ……」



「もういいよ!私は…「凛!!」




初めて呼ばれた自分の名前にハッとなり、言葉を止めた。






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