小悪魔系男子と甘々同居中♡




手を引かれ、体を引き寄せられると

春木くんの胸に抱かれた。



「センパイの、凛の鈍さが嫌いだって言ってんの。

俺の気持ちも気づかないで

可愛いことばっか言うから。」



「何それ……」



さらに春木くんは私を抱きしめる力を強めた。




「大切なんだ。

今まで会ったどんなヤツよりも。」



「うん。私も…私もだよ。」




力を抜いていた両腕を春木くんの背中に回した。







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