小悪魔系男子と甘々同居中♡
「嫌です!」
私が強い口調でそう言うと、
飯田先輩はふっと笑った。
「あなたが嫌かどうかなんて関係ないの。
翔はね、いろんな女の子とデートしてる方が幸せなのよ。」
「そんなことないです。
春木くんも私のことちゃんと好きで……」
「本当に?」
「本当です!」
「違うわね。
翔が自由なのは知ってるでしょ?
一人に縛られるなんて、
あの子もきっとすぐ分かるわ。
すぐにつまらなくなって私のところに戻ってくる。」
「やめてっ……」
そう。
春木くんは自由な人。
それは私自身感じていた。