小悪魔系男子と甘々同居中♡
いつも通り、春木くんとは少し時間をずらして学校へ向かった。
いくら付き合ってるからって家から一緒に行くのはまずいしね……。
早く学校に着かないかな。
一華に……ううん。いっそ誰でもいいから早く会いたい。
なんでこんなことを思うのか分からないけど、自然と早歩きになった。
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「一華!」
「おはよー。凛嬉しそうだけど、ちゃんとテスト前だって分かってる?」
「えっっ」
勉強なんてもちろんしてない。
「もちろ~ん…」
私は一華からわざとらしく目をそらしてそう言った。