小悪魔系男子と甘々同居中♡




徒歩20分程で私の家に着いた。



「入って。」


「お邪魔します。」



春木くんが入っただけで、どこか物寂しかったリビングが彩られた気がした。




あーあ

あんなに昨日諦めようって思ったくせに


春木くんの幸せを願ったくせに



やっぱり好きなんだ。








……でも平気。



ゆっくり

ゆっくり忘れていけばいい。




私はソファーに腰かける春木くんから目をそらした。






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