小悪魔系男子と甘々同居中♡
チャイムが鳴り、辺りは静寂に包まれる。
もういいや。
包帯うまく巻けねーし。
6時間目サボるか。
保健の先生が戻ってきたらやってもらえばいい。
それまで寝よっかな。
ベッドに向かうため立ち上がろうとしたその時、
ガラッという音とともにドアが開いた。
「え……」
その姿を見て、俺の心臓は動きを速める。
「は、春木くん!久しぶり。
実は私も怪我してさ……」
そんなことをセンパイはたどたどしく言った。