小悪魔系男子と甘々同居中♡




「泣いたらやめると思った?」


春木くんが無表情のままそう言った。



「春……木く……」

その冷たい眼差しに恐怖を覚えた。





どうして?


今までならやめてくれたのに。




春木くん……。





「センパイが俺のこと好きじゃないなら、もう嫌われたっていい。」



「……」




「や…め、て……」



そんな哀しいこと

そんな哀しい顔で


言わないで……。




その時、シャッという音と共に急に眩しくなった。






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