小悪魔系男子と甘々同居中♡
「センパイは、気持ち変わっちゃいましたか?」
私は勢いよく首を横に振った。
「良かった。俺もです。」
その返事にホッとする。
信じてはいたけど、言葉にして欲しかったから。
「じゃあ……同居……」
「同棲でしょ。」
「あ……うん。同棲……」
同棲という響きに内心ゾワッとする。
いつの間にかデザートが出てきていて、
もうすぐディナーが終わることを示していた。
「本当にいいんですか?」
「私は……いいよ。」
「俺、2年もろくにセンパイに触れてませんから、同棲なんかしたら理性ききませんよ?」
その妖しい笑顔にドキッとする。
「うん。私もおんなじ気持ちだもん。」
春木くんはいとおしそうに私を見つめて微笑んだ。