小悪魔系男子と甘々同居中♡
サラサラ風になびく髪。
その隙間から覗く瞳は、夜の町にそぐわずキラキラと輝いていた。
「結婚式は海の近くでやりましょうね。」
「え……」
い、今なんて!?
突拍子がなさすぎて、自分の耳を疑う。
「センパイ震えてますよ。寒いんでしょ。
早く行きましょう。」
「ま、待って!!今…春木くん、何て言ったの!?」
「来年までお預けです。」
「えっ、ちょ、春木くん!待って!」
私の人生、まだまだ小悪魔系男子に振り回される予感……。
end