ピアノの少女

久しぶりに弾くのには手が震えた。


それでも僕は精一杯に弾いた。

お母さんはそれを横で嬉しそうにきいてくれた。







段々眠くなってきた。


僕はこのまま死ぬのだろう。









おやすみ…なさい…










胸にはキーボードを抱いて…。
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