見えない愛の形

杏莉side

霧が広がる世界。

(また、この夢か)

そう思いながら歩いたとき

誰かの気配を感じ木の影に隠れた。

「杏莉ちゃん こっち向いて。」

杏莉・・・って私?

そう思いよく見るとそこにいるのは幼い頃の私。


幼い頃の私が振り向いた瞬間、そっと唇が重なる

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