君は私のサンタさん*





「気付けば、一目惚れだった。」





「え?」





ズキズキ胸が痛む。




きっと、好きな子の話をしてるんだ…





「ベンチに座って泣いてる子が、小さいのにすごく綺麗で…」





え?それって、私の事なの?





「再会、嬉しかった。どんどん、愛心に惹かれてったよ。」





ニコッと優しく笑う優馬君に胸が高鳴る。






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