嘘を重ねて。
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日付の変わった12時
店の明かりがフッと落ちる
私は“いつも通り”
店の奥にある1つの部屋に向かった
その殺風景な部屋には
真っ白なベッドが1つ
置かれている
そこにタクが腰掛けて手招きをしていた
「ユエ。こっち。座って?」
素直に腰掛けると
タクはいきなり熱いキスを浴びせてきた
「んっ…っタクっ…ちょ…っと待っ…」
「待つ訳ないデショ久しぶりにユエ味わえるのに」
そう言うとまたキスを浴びせてくる
観念した私は抵抗するのをやめた
するとタクは舌を侵入させた
私は負けじとそれに応えてみせる
タクはニヤッと笑って言った
「さすがユエ…だから…クセになる。」