嘘を重ねて。
「ンッ…タク…ッ…」
止めどなく与えられる刺激に
思考はもう働かなくなっていた
「ユエすごい濡れてる…そんな気持ち良かった?」
「…そういうの、いらないから…ンッ…」
私が冷たくそう返すと
タクはクスッと笑って声色を変えた
「すぐに余裕なくしてアゲル」
タクがこのトーンで話す時は
怒っているか…もしくは、、
「ちょ…ッ待って…!!」
「待たない。」
静止も儚く
私の脚を肩にかけると
ニヤッと笑って
私の身体を一気に貫いた
「アァ!!…ッッ」
「クッ…ユエ…締め過ぎ…ッ」
さすがのタクも辛そうに
息を漏らす
私は突然与えられた強過ぎる刺激に
耐えるので精一杯だった
尚も腰の動きを止めないタクに
言葉をかける余裕もなく
ただ口から出るのは甘い声だけ
私はやっとの思いで
タクの首に腕を巻き付けた