嘘を重ねて。




走って行く背中を見つめながら
俺は静かに息を吐いた



「…頑張れ、ユエ…ッ」



愛しい 存在

俺の大事な人



ふと目を閉じると
初めてユエに会った日のことが

鮮明に蘇った




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