嘘を重ねて。
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去っていく背中を見つめながら
俺はユエと出会ってからの日々を思い返した
『俺はいつの間に深くユエを愛してたのか』
そう。気づかぬ間に。
俺はユエを 愛してた。
でも 離さなきゃいけない
「ユエ‥‥」
俺の大事な人
希望の光
ずっと一緒にいたい
何度思ったことか
それでも手放したのは‥‥。
「ユエ‥‥愛してる」
最後くらい
本気で愛した女の幸せを
願いたかったから。
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