片思い履歴。



「葵!!!!」

「んー?どした。優?」

伏せたまま言う、葵

多分これは私が人にみられたら

話せなくなること葵しってるから。

葵なりの優しさ。


「あ、あのね!?葵に言わなきゃならないことがあるの。」

やばい。声が震える。でも言うの。

「うん〜。どしたー?」

「実はね。入学してからずっと飛翼のことが好きだった。あの日から男なんてって思ってたけど飛翼なら信じれるの。それでさっき。つ、飛翼に告白されて…わ、わたしも飛翼と頑張って向かい合う。それを葵に1番に言いたくて…」


「・・・そっか!優、頑張らなくても飛翼ならふつーにしてればいずれは向かい合ってるよ。頑張らなくていいんだよ。なんたって相手は飛翼…だからね?」

そう言って顔をあげて
ニヤリと笑った葵。


「さすが葵。わかってんじゃん?」

そういって笑いあった

「ほら!飛翼まってるんじゃないの?
行っておいで」

葵が優しく微笑む。

「うんっ!!いってきます」

「ははっ。いってらっしゃい?」

葵の言葉を聞いて教室を飛び出した。

普段はこんなキャラじゃないけど

でも今は。葵と同じくらい大切な人のとこに

はやくいかなきゃ…

葵。ありがとう
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