誰よりも
やっと、返事が来た!
そう喜んだ時だった。
彼は、わたしに悲しい現実を突きつけたの。
『ごめん。君の友達と電話していた』
ねぇ、いつからそんな仲良くなったの?
ねぇ、いつから電話するような仲になったの?
ねぇ、いつから?ねぇ、いつからなの?
こう思ってしまうわたしは重いの?
わたしは、誰よりもあなたの返事を一番に楽しみにしているよ?
あなたからの電話も、あなたからの愛の言葉も…
全部誰よりもわたしが…わたしが一番なのよ?
ねぇ、あなたは、それをわたしから奪うの?
ねぇ、あなたは、それを他の人に与えてしまうの?