わたし、あなたのこと諦めます。
「あ、じゃあ
帰りますね!ありがとうございました!」
「また、敬語……」
「……あ」
「あははっバカじゃん?」
ドキッ
あ"ー!
もう!
そんなかっこよく笑わないでよ〜
「ごめん。バカだね。ふふっ
以後気をつけます。」
「………いきなり敬語だし」
あー!
「またやっちった」
「バーカ。
じゃあな。」
そう言った藤田くんは私の頭をくしゃくしゃして出て行った。
髪ボッサボサ………
あー、
多分今、私の顔真っ赤だろうな……