イケメン転校生と同居⁉︎


そして、勉強会?宿題教えてもらう会?が開かれることになった。


「え、あ、翔太!ちょっと待って!」


「何?」


「同居してること…」


「あ、全然考えてなかった…」


「やばくない?!」


「んーまあ、あいつのことだから秘密守ってくれると思う。」


「本当…?」


「多分。」


「え、多分って!」


「大丈夫だろ!そんなに心配なら、教えてもらうのやめ…」


「それはダメ!!来てもらう!」


「はいはい。」


「その人名前なんていうの?」


「中村奏」



中村奏…



この人が現れることで、今まで平凡だった歯車が壊れ始める。



この時まだ私たちは気づいていない。


< 148 / 161 >

この作品をシェア

pagetop