君の世界


結局ずっと泣きやまない僕は真中に背中を擦られながら、病室まで戻った。


「直人!おい医者…何をした?」


何故か部屋には響がいて泣いている僕を見て一気に殺気立つ。


「ひ…き違…か、さんの墓…なか先生…ウック…ヒックちが…」


首を振りながら更に泣きじゃくる僕に響も戸惑い真中を見る。


困惑する二人をヨソに泣き続ける僕


…結局二時間 泣き続け…泣きやんだ僕はそのまま眠ってしまった。


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