君の世界



一週間程が過ぎた頃


『幸雄&直人ラブラブ説』は消えた。


幸雄は誰とでもフランクに付き合い、僕は誰も寄せ付けなかった。


寮でも自炊をしている僕は誰にも会わないで済むし、真中からいつもの入金の確認をしたので、よく一緒に食事をした。


僕はいつものように孤立していた。


< 49 / 128 >

この作品をシェア

pagetop