君の世界


目を覚ますと覗き込む顔

「…ゎっ!」

「驚かせたか…寝顔は無邪気だな」


クスクス笑いながら幸雄の兄貴に頭を撫でられる。


心地いい…


「ねぇ?あんた名前は?」

「響」


幸雄のネーミングセンスとはまた違う…


「響か…」


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