推定借金5000万円!?~潜入先はホストクラブ
好き
それから
凪の私に対する態度は睨みつける……から見ないフリに変化をして。
時折見せる悲しそうな表情に、私もまた……気がつかないフリで。
「雪乃っ!!」
部屋には、なんか最近めっちゃいい香り~と私の髪に顔を埋める秋がいる。
まだ高校生のようなあどけない笑顔が私をちょっと癒す。
顔だけ?
ホストだから?
秋と仲良くなればなる程、あの日の凪の言葉を思い出す。