推定借金5000万円!?~潜入先はホストクラブ



私の疑いは



「悠哉、またねっ♪」



と、見た目とは程遠い可愛い声をした男が……そう名前を呼んだ事で確定した訳であり。



そこには、いつものクールな悠哉さんの姿は当然無かった。



「ちょっと来い」



「分かってるだろうけど、お前には何もしないから」



どんどんとお弁当が冷めていく中、私は手を引かれるまま自分の部屋の前を過ぎ……突き当りの悠哉さんの部屋へと吸い込まれた。



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