推定借金5000万円!?~潜入先はホストクラブ
相変わらずの冷たい瞳から視線をそらし……とりあえず自分の部屋に戻ろうとする私の腕が突然!!
凪の方向へぐいっと引き寄せられる。
そして、吐かれる強引な言葉。
「約束しろ。後から何を聞いても黙って受け入れるって」
唐突過ぎる……命令。
「そんな……何を聞いてもって……」
「いいから!!」
その、久しぶりに見た凪の顔があまりにも真剣だったから……その顔を見ていたら秋の言葉を思い出した。
凪を待ってて、確かにそう言っていたよね。
私、秋を信じるよ。
「何を聞いても……受け入れ……ます」
やっと搾り出した声に、凪は満足そうに口元を緩めると……