推定借金5000万円!?~潜入先はホストクラブ



「ったく不器用なんだから!!雪乃ちゃん、中入って」



扉の奥から登場したのは、悠哉さん。



確かに人の家の玄関でずっと話してたけれど……。



ひょっとして……ずっと聞いてたんですか??それに気付いて、私の顔は一気に赤くなる



「おい、凪???」



そんな赤面したままの私を置いて、ズカズカと凪は部屋に入ると……。


奥にあったスーツの上着を手に取り、その胸ポケットから取り出した紙を私の手に押し付けた。



「何?」



しかし……凪はそれに返事をする事無く、しかめっ面のまま……部屋から出て行ってしまった。



私……何か怒らせるような事しちゃった??



< 200 / 230 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop