推定借金5000万円!?~潜入先はホストクラブ



「じゃあ、雪乃ちゃんも雰囲気知る為に同席してくれるかな?」



店長にそう言われて、空いていたNo.3の秋さんの隣へ座ると……彼は童顔な顔を更ににっこりと崩して言った。



「凪さんさ、彼女いるから興味無いんだよ。さっきの態度、気にしないようにね♪」



「こらっ!秋。私語禁止」



飛んだ叱りの言葉にぺろっと舌を出すと、秋さんは急に真面目な顔で今月の売り上げについての話に集中する。



確かに……No.1なんだし、彼女いても当然だよね?



集中できなくて……ミーティング中ずっと、そんな事を考えていた。



私みたいな存在は、目障り何だろうな……とも。



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