201号室の、オオカミくん☆
寄り道10、103号室と逃走者
バイクの人はそのまま、さっさと帰ってしまった。
岸六田先生に興味持たないなんて格好いいなっとか思いつつも、私もそろりそろりと後ずさる。
「おい、結愛」
「私知らないから! じゃっ!」
墓穴を掘る前に逃げなくてはと走り去る。
トイレに駆け込んで、光にだけはホームルームに間に合わないかもと連絡しておいた。
足音とかで秘密基地がバレないように、回りを見渡しながらこそこそと向かう。
青空の下、秘密基地に。
岸六田先生に興味持たないなんて格好いいなっとか思いつつも、私もそろりそろりと後ずさる。
「おい、結愛」
「私知らないから! じゃっ!」
墓穴を掘る前に逃げなくてはと走り去る。
トイレに駆け込んで、光にだけはホームルームに間に合わないかもと連絡しておいた。
足音とかで秘密基地がバレないように、回りを見渡しながらこそこそと向かう。
青空の下、秘密基地に。