201号室の、オオカミくん☆
『高校生にもなって。お弁当ぐらい自分で作りなさい』
そうピシャリと言われた私のお昼御飯は、たこ焼きパンが主食になった。
お昼休みになると渡り廊下の向こうの家庭科室で売られるパン。
出来立てが届くからか、ビニールに包まれたパンは蒸気で曇っているが温かく美味しい。
そのせいで、お昼休みの家庭科室は入りきれない人が廊下に飛び出るほどの超満員。
こんな時は小さな身体と度胸がある自分は得だ。
色々な強者をすり抜けて、お目当てのたこ焼きパンと
粒々いちごクリームコロネをゲットした。
キラッ
「~~?」
空から光が目元に降ってきて片目を閉じる。
この光は反射?
屋上にある何かが反射して、キラキラと揺れている。
何だろうかと見上げて目を凝らしていた。
「あ、いーなー。たこ焼きパン!」
その声にすかさず反応した私は、見上げるのを止めた。
「皇汰」
そうピシャリと言われた私のお昼御飯は、たこ焼きパンが主食になった。
お昼休みになると渡り廊下の向こうの家庭科室で売られるパン。
出来立てが届くからか、ビニールに包まれたパンは蒸気で曇っているが温かく美味しい。
そのせいで、お昼休みの家庭科室は入りきれない人が廊下に飛び出るほどの超満員。
こんな時は小さな身体と度胸がある自分は得だ。
色々な強者をすり抜けて、お目当てのたこ焼きパンと
粒々いちごクリームコロネをゲットした。
キラッ
「~~?」
空から光が目元に降ってきて片目を閉じる。
この光は反射?
屋上にある何かが反射して、キラキラと揺れている。
何だろうかと見上げて目を凝らしていた。
「あ、いーなー。たこ焼きパン!」
その声にすかさず反応した私は、見上げるのを止めた。
「皇汰」