201号室の、オオカミくん☆


大変です。

私の上の201号室にオオカミが一匹かと思ったら二匹に増えていました。




これからも私は学校に家に、どきどきして安心できる場所はなさそうです。


「いいじゃん。ほら、二人に愛されちまえよ」

皇汰はそうニヤニヤ笑うからほっぺをつねってやった。




「じゃ、続きはまた皇汰が居ない時に、ね」



そう言うと葵は、スケッチブックに隠れて一瞬だけ私にキスをしたのであった。
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